
訴えられたシェリフと、刑務所が入るカスター郡裁判所。
日本では想像できないような信じられない事がこんな小さな田舎町でも起こるもんだ。アラパホという隣町にある郡刑務所で、看守らの前で、胸を見せるように強要されたとして、女囚12人が、所の最高責任者で郡の警察権を司るシェリフを相手どり、民事訴訟を起こした。ドラッグ更正プログラムに参加していた1人は「言うことを聞かないと、刑務所に入れる。子供から引き離してやる」とシェリフに脅され、性的関係を無理強いされたという。
締め切り間際の午後5時前に、訴訟を担当する弁護士から連絡が入ると、いつもは静かなニューズルームが活気づいた。電話で取材を続けるミッシェルに編集長のラリーは「とりあえず訴状を送ってもらって!」と珍しく、厳しい口調で指示した。そして「Suit:Sherrif
訴状によると、女囚は胸を見せることを強要され、シェリフらに胸をなでられた。断れば、通常許可されるべきはずの薬や氷、たばこ、電話、食料などの申し出は一切許されなかった。さらに、女囚らがシャワーを浴びている間も、見せるように指示されたうえに、通常の囚人服からタイトなTシャツとボクサーショーツに着替えさせられ、水濡れコンテストに参加するように促された。断った者は、これも差し入れなどの申し出が許されなかった。
このうちドラッグ更正プログラムにいた女囚は、シェリフから性的関係を迫られ、30回以上の性交を強要された。その際、「言うことを聞かないと子供から引き離して、刑務所に入れてやる」と脅された。
主だったものを書いたが、訴状には、こうしたおぞましい所行が延々と20ページ以上も書き連ねられていた。女性を女性とも思わないこうした行為が、刑務所内で4年にわたり行われていたのだから、本当に驚かされる。刑務所には7人の男性看守と2人の女性看守が配属されているが、訴状によると、女性看守は一連の行為には関与しておらず、男性看守のうち数人がシェリフの指揮の下、加担していたようだ。
「4年もの長い間、なぜ気づかれなかったのか?シェリフの上司は誰だ?」と、ラリーに問うと「彼が最高位だからね。彼が自分で辞めるというか、有罪にでもならない限り、辞めさせることはできない」と答えた。シェリフとは、裁判所の令状の執行権と警察権を握る郡民に選出される郡の最高官吏で、独立した権限を持つ。郡の行政を統括するカウンティ・コッミッショナー(郡行政委員会委員)がいるが、シェリフの上司ではなく、監視する権利もない。よって、郡側も「法的には、まだ彼がシェリフ」とコメントするしかなかった。
当のシェリフは、訴えられて以降、背中の手術の療養を理由に、まったく表には出てこない。おそらく弁護士から何もしゃべるなと言われているのは察しがつくが、郡の司法をつかさどる最高責任者がいないという異常事態が当分の間続きそうな状況だ。
現在のところ、州の捜査当局が調査を進めているが、ふと気づくのは、どうして刑事告訴しなかったのだろうという素朴な疑問。日本なら、先に刑事告訴されているのではなかろうか。そのあたりも、ラリーに尋ねると、「原告らがお金を欲しかったからさ。その後に、刑事もあると思うよ」と淡々という。アメリカでは、この種の訴訟は多いようで、オクラホマでは2003年にも、女囚らに対する性的行為で、シェリフが訴えられた。刑事告訴もされており、25年の懲役刑の判決を受けている。また、近年では、ニューヨーク州の刑務所でも同様の訴えがあったという。
「日本で、似たような事案はあるか?」と社主のフィリップに聞かれたが、「聞いたことがない。日本ではあり得ないと思う」と答えると、「なんで、そんなことが言い切れる?僕らだって、今回のようなことがまさか自分たちの郡で起こるとは想像できなかった。Boys
確かにその通りかもしれない。世の中思わぬことは起こるもんである。アメリカで起こって、なんで日本で起こらないと言い切れる。1人で妙に納得していると、ラリーが「I shot


by iza777
Sayonara-Irasshaimase